chromebookを使ってみた記録 データの作成・更新・コピー/移動、そして印刷

データに関することをまとめます

Google chromebookという製品があることは知っていても、いざ『何が出来るんだ?』『学校の教材として普及してるんじゃないのか?』色々な印象があるんじゃないかと思います。現時点 (2022/04) でどんなことが出来て、何ができないのか、データに関するところからまとめてゆきたいと思います。この記事は時間がとれた時に、加筆・修正をしてゆきますので、宜しくお願い致します。

Chromebookに関する記事は、カテゴリーで『chromebook』の指定がありますので、それを参考にお読みください。
Linkカテゴリー『Chromebook』の記事

Googleさんの理想とするところ

Google Drive(クラウド)で管理することを理想としている

タブレットから派生している製品なので、このchromebook内でデータを管理することはあまり想定していないと思われます。それはストレージの記憶容量からも判るようにあまり大きな容量ではないからです。
ただ、持ち運んで(オフラインな環境下で)作業もできるよう、内臓ストレージにも、USBメモリーや、SDカードにも、データが保存でき、アクセスできにようになっています。

chromebook内や、USBメモリ・SDカードにも保存ができます

上と重複しますが、アクセスできます。
Windows で利用していたメモリーを、ランダムに挿してみましたが全て認識しました。
今度フォーマットを意識して、NTFS/FAT32/exFAT などのストレージが読み書きできるか調べておきます。

データの作成

標準のオフィスアプリは、Google製

ぱっと思いつくデータの作成手段として、
『ドキュメント』 – ワープロソフト。Windows で例えるとMicrosoft Officeにある、Word に相当するアプリです。Wordで作成した文書も基本的にアクセス可能なはずです。文書内で用いられている機能などによっては対応していないものもあるかと思いますので、互換性を意識する場面がある時は互換性の検証を行う必要があると思います。

『スプレットシート』 – 表計算ソフト。Windows で例えるとMicrosoft Excel に相当するアプリです。特徴や懸念事項については、上記の『ドキュメント』と同じです。

『Text』 – テキストデータを扱えるアプリです。通称テキストエディタという分類のアプリです。

写真や動画も扱えます

メールの送受信はGmailアプリが基本

よく質問される内容ですが、Windows で言う好きな『メールクライアント』を選んで利用するという感じではなく、全てウェブメール(Gmailアプリ)を利用する形となります。
※outlook.com などのアプリを導入する方法もあるとは思いますが、chromebookがGoogle社の製品であることを考慮し、Gmailと打つくつきあった方が良いのでは?という考えでいます。
※Google/Gmail が好きじゃない場合、そもそもchromebookを選ぶべきじゃないのかも?
選択しとして、
(1) Gmail をメインアドレスにして、メールの送受信をする。
(2) Gmail 内の設定で、他のメールアドレスの送受信でできるよう設定し、Gmailアプリ内から送受信する。
(3) Chromeブラウザーを使って、そのメールアドレス(プロバイダ)のサイトから、Webメールの読み書きをする。
どのくらい本腰をいれて、Chromebookでメールの操作をするか?によっても、作戦が変わると思いますが、WindowsやMacのようにメールクライアントをインストールして使う (メールアプリやOutlook) という選択肢が選べないことは気にしておく必要があります。

ちなみに当店スタッフは、皆、Gmail内の設定で他のメールアドレスも扱えるよう設定を行い利用しています。

扱えない形式のデータも、ファイルとして操作できます

クリックしても、chromebookでは扱えない形式のデータも、ただのファイルとして扱い操作することは、もちろん可能です。
標準で『ファイル』 というアプリがあって、Windowsで例えると『Explorer (エクスプローラ)』のようなものがあります。
Chromebook内、USBメモリー、SDカード、そしてGoogle Drive(クラウド)間でコピーや移動が行えます。

データの更新

更新をするには、対応する(そのファイル形式を扱える)アプリが、Chromebook内に存在する必要があります。
いわゆる文書データや、画像などが該当します。

データの印刷

設定アプリから、詳細設定に進むとプリンターの設定ができます。
標準のままだと、PDFに出力する項目しかありませんが、例えば同じネットワーク内にネットワーク・プリンタが存在する場合は、そのプリンター名が表示されるので追加することで出力先に追加されます。
試しに店内にある、ビジネスプリンターを登録してみましたが、すんなり登録ができました。もちろん印刷もOKです。
家庭用プリンターは、実際につないでみないと判りませんが、USB接続タイプのものなども印刷できるんじゃないかと思っています。当方でもテスト機材が利用できる機会があれば、つないでテストしてみたいと思っています。