メーカー・ブランド辞典(S)

『S』で始まるメーカー・ブランド


ここに記載した情報には誤りがない様努めておりますが、万が一情報に誤りがあった場合にはご容赦ください。ここの情報を利用する際はお客様の責任において利用してください。利用されたことによって生じるいかなる不利益も、当方では責任を負いかねます。
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SABRENT

1998年アメリカで設立された、ストレージやメモリ製品のメーカー。販売は主にECサイト上。高価格帯の製品が多い印象。M.2形状のストレージ製品で認知しました。検索した限りでは日本国内に拠点は無さそう。(2022/08)

Sager – 海外のノートPC販売メーカー

Clevo製造(OEM)の製品を調べていて、同じベアボーンを使用して販売しているメーカーとして認識。国内では見かけないので深掘りはしていない。他にも One という同じベアボーンを使ったメーカーも検出した。

SAMONIC – Amazon専売メーカー

(2019/08) Amazon上でVRゴーグルなどのブランドとして認識。同名の日本語サイトは見つからず、商品の連絡先から、下記の情報が見つかった。
販売業者:(日本?) エコーエーエムゼット(EchoAMZ)
販売業者:(中国) Shenzhenshi shenzhouzhihuikejiyouxiangongsi
日本側の販売社情報がある。 LinkTikei (Amazon 店舗情報)

SanMax – サンマックス

2011年創業のメモリモジュールメーカー。ミナトホールディングスの子会社。
ブランドして自社のSanMaxと『Kingston』🔸 製品の取り扱いがある。あとはDRAM組み込み製品系。2022/11 SDカード製品のコストコでの取り扱いを確認しました。一般消費者に広く知られるきっかけになるのではと思います。
【関連】『princeton』🔸 (グループ企業)

satafirm

故障の案件を調べている時に目にするSSD製品の型番。SATAFIRM S11 (容量)みたいな表示がUEFI上のデバイス名として表示された事例あり。メーカーではCFD扱いの製品や、Kingston製品などで表示されているので、特定の製品で表示される名称という感じではなく、搭載コントローラなどに関係する表示なのかと推測しています。
SSDの検査状況から、SSD自体の動作がかなりおかしい(SSDファームの動作がおかしい)時に表示されている感触があり、データ復旧作業中でこの名称が表示されると、ものすごくまずい雰囲気が漂います。(当店の独自の感想です。)

satechi

アメリカ・サンフランシスコ州にある企業。設立年は不明。USB-Cデバイスから始まったみたいな企業紹介があったので、USB製品が主力製品なのでしょう。当方はUSB接続のキーボード製品でこのブランドを知りました。

segotep

2003年電源製品の企業として中国で設立されたようです。当方では電源ユニットのブランドとして、ある『中国ブランドのBTO製品』を拝見した時に出てきたことで認知しました。以前、リンクス・インターナショナルさんが代理店をされていた時期もあったようですが、2018年頃から新製品の告知もないようで、想像ですが代理店の提携は解消されたのかもしれません。2022.08記載。

SEBICS

2023.05 中古パソコンの検査をした時に、SMART情報に現れたSSD製品の型番。その時の製品名称が SEBICS 25SA256G という名称で、商品検索でも情報が得られなかった。組み込み専門で出荷されている製品なのかな。追加情報があれば補足します。

SEKC

2001年創業の企業GISH JAPANが持つブランド。メモリー/SSD製品のブランドとして認知。検索してヒットしたくらいの情報です。製造メーカーではなく仕入れ(輸入)している製品な感じがしています。
【企業】『GISH JAPAN』🔸 GISH JAPAN
【関連】『ARCANITE』🔸 (同じ会社が持つブランド)

SEKOU

中国・広西チワン族自治区というところに販売店がある企業。モバイルモニターのブランドとして認知。Amazon専業メーカーと推察。さくらチェッカーでは要注意と出ますので、購入は慎重に。販売店を運営する法人が石材店を連想させる法人名なのでこういう分野の専門企業ではない可能性もあります。
LinkSEKOU直営店 (Amazon店舗情報)
販売業者: 广西贺州市三源石材有限公司となっている点にも注目です。

semiro – Amazon専売メーカー

Amazonなどで販売されている製品のブランド名。公式で見つけられたのはTwitterアカウント(semiro_jp)のみ。その連絡先が、totemoi になっていて、ブランドの管理や広報機能は同一組織なのかと推察していて、さらに想像を膨らませると、これらは同じところで製造や出荷が行われているのではないかとも思っています。
検索を続けると、semiro は tsuneo SHOPでの取り扱いがあり、tsuneo ブランドも製造販売の会社が不明でした。販売店住所も見ましたが、日本支社という感じではなく普通の民家のようでしたので、販売店なのかもしれません。

SERYUB – Amazon専売メーカー?

ノートパソコンのメーカーとして認知。キーボード配列は海外仕様のまま、妙に値段が安いパソコン。圧倒的に情報がなく判断がつかない。動物的な勘で言うと手を出さない方がいい。
Officeが付属する商品で、適切でないライセンスが付与されていたと書き込みあり。(2024/03)
販売は、『Smart-Japan』🔸 という中国・深センの事業者が販売している。日本では個人名称で埼玉県の販売店が登録されている模様。

SHARP – シャープ

シャープ時代のパソコン事業は売却したが、『ホンハイ』🔸 傘下になって、『Dynabook』🔸 のパソコン事業を傘下にしたことから、パソコン事業に再度参入する形に。
2021/06 chromebook など一部の製品では、販売・サポートをSHARPで行うと発表があり。どういう意図があるのか興味があります。

SHEYI

中国・江西省に販売店があるブランド。Amazon専業と推察。キーボード製品で認知したが日本語ローカライズした製品ではない。日本国内向けの製品ではないことから、日本市場はそんなに意識していないのでは。

ShineDisk

中国・深圳にある深圳云储科技有限公司がもつSSD製品のブランド。とある技術系サイトにて粗悪なNANDチップを用いて、製品を製造しているのではと報道されたメーカー。日本国内での認知は低いようだが、格安製品としてECサイトで目にする可能性があるので注意は必要かと。(2023/08)

Silicon Power – SP シリコンパワー

2003年台湾創業のメモリ製品のメーカー。メモリーやSDカード、SSDなどが有名。
比較的長く商品が提供されていて、個人的なイメージとして中堅~老舗に該当するメーカーで、日本へ現地法人も設立しておりサポートもしっかりしている印象。

Simcode – Amazon専売メーカー?

(2019/09) 感熱紙プリンター (サーマルプリンター)製品で知ったブランド。Webでは情報が見つかりませんでした。Amazon専売と推察しています。実物を拝見したことがありますが、特筆すべき点はありません。
販売業者:(中国)Bing Zhang 個人名 Linksimcode (Amazon店舗情報)

Smart-Japan

『SERYUB』🔸 というブランドのPCを販売している。Amazonに店舗があったので専業メーカーなのかも。
LinkSmart-Japan (Amazon店舗情報) ※特定商取引法に基づく表記の連絡先は、中国・深セン

SOLIDIGM ソリダイム

SK Hynix傘下で2021年に設立された会社でありブランド。旧IntelのSSDやNAND設備を引き継ぐ形で事業を開始されたと製品発表に連動した記事に記述がありました。どういう位置づけのブランドに育つのか、いまひとつ方向性が見えない感じもしますが、日本市場に参入してきるようなので目にする機会はあるかもしれません。

Somnambulist

『Goke Technology Co., Ltd.』🔸 が持つ、SSD製品のブランド。Amazon上の商品で認知。

Sonoff

中国・深センに拠点がある企業。海外ECサイトでWi-Fi機器を検索時に知った企業でありブランド。面白そうな製品を解説しているなという雰囲気はあるものの、自分自身で購入する度胸はない、そんな雰囲気。今後の成長に期待しています。(2022/08)
【関連】ブランド。以下のブランドを所有しているそうです。eWelink Nextion Airspy

SONY

日本で老舗の総合メーカー。
『Nextorage』🔸 と資本関係がある。

SOOYA

Amazonで見つけたノートパソコンのブランド。『VETESA』🔸 へのリンクがあるので、関連企業のブランドと推察しています。
注意事項 2022.03 明らかにWindows 11適合CPUリストの対象製品リストに含まれない古~いモデルに、Windows11を入れて(再生して)販売している事例を見ました。商品の細かな解説(→ 古い世代のCPUであること)も足りなく、オフィス製品についての詳細記述が無く、液晶解像度なども実物と異なる仕様が書かれていました。全体的『誠意を感じない』出品、最新機種と誤認しそうな演出行為など、総合的に嫌な印象を抱きました。個人的にはまったく勧めません。
LinkVETESA Tech online (Amazon取扱店へのリンク)

SOWA 蘇和

中古ノートパソコンから出てきたSSD製品のブランド。漢字表記『蘇和』のところは製品に刻印されていたもの。メーカー、取扱店などの情報に触れることがきなかったので企業間で部品として卸している専門の製品なのかもしれません。海外ECでの流通を少し確認しましたが、特に手を出すメリットはないように思いました。

SPD

SPD株式会社が販売するオリジナルブランドのSSD製品につくブランド。KIOXIAなど他社製品も扱う会社。
国内ECサイトでSSD製品を認知したので追加しました。事業規模と拠点情報などからOEM/ODM製品と推察。

Spkulia

中国・河南省に販売店を持つ企業。モバイルモニターのブランドとして認知。Amazon専業メーカーと推察していたが、国内電機ECサイトにも商品の掲載がありました。さくらチェッカーでは要注意と出ますので、購入は慎重に。
LinkSMDWJ (Amazon店舗情報)

SSCT SSCTP

M.2形状のSSD製品で認知したブランド。とても格安な価格帯で販売されていて『安すぎて不安になる』レベルのものでした。詳しい方でしたら吟味して選択して構わないですが、初心者が価格だけで選ぶのは控えた方が良いかなと感じました。そのくらい平均価格帯を逸脱した価格でした。

STARBILAS

『INVERSENET』🔸 が販売するサーバ製品に冠するブランド。

Sunbow – サンポ?サンボウ?

SSD製品のブランドとして認知。Amazon専業か?情報が少なくブランド名を記録しておく程度の情報。個人的に少ない機会の中での印象だと組立・格安系PCの中から出てくることが多いと感じたブランド。

SUNEAST

株式会社 旭東エレクトロニクスが持つブランド。当方はSSD製品のブランドとして認知。設立が2017年と若いこと、拠点数や従業員規模が小さいことからファブレスメーカーであり、中国の提携先企業で生産されたものを販売していると推察しています。
2023.08.30 社名の誤記があり訂正しました。

Sungale

2004年アメリカ・カリフォルニア州に設立されたIT系企業。強化ガラスを用いた保護フィルムのような製品が多いが、当方ではWi-Fi USB製品の検索中に認知しました。

SUNVALLEY – サンバレー

2007年アメリカで創業、本社は中国のシンセン。製造拠点も中国と推察されます。『RAVPower』🔸 ブランドを抱える企業。Amazon上での認知が高め。
【ブランド】『RAVPower』🔸 『TaoTronics』🔸 VAVA Anjou HooToo Sable (2021/06 ウェブサイト情報より)

Systweak – シストゥィーク・シスツィーク

主体:インド/業種:ソフトウェア開発・販売
判断:この会社の話題は、悪いときにか聞いたことがありません。具体的には効能や効果が不明なソフトの配布、および有料版の販売です。実際にインストールされ動作しているところも確認しましたが、指摘されている内容には、ほとんど同意できませんでした。適切な指摘・対処かと言われると、限りなく偽ユーティリティー、偽セキュリティーの類と判断せざるを得ません。
【例】Advanced System Optimizer/Regclean Pro/Right Backup/Disk Speedup/Advanced System Protector/Advanced Driver Updater/Disk Analyzer Pro/Advanced Disk Recovery/Photo Organizer
Regclean Proや、Advanced System Protectorなどは、当店でもご依頼の件数が多かった事例なので、ご存じの方も多いかもしれません。(2017)
アドバイス:Systweak社の製品は、速やかに駆除することを推奨するよう当店でも公表しております。今後もしばらくはこの判断は変わらないと思います。実際にインストールされている場面に遭遇した場合は、PUPなどの複数感染の被害に遭われている可能性が高いですので、専門的なところで精密なチェックをしてもらった方がいいと思います。
『Corel』🔸

SwitchBot

中国深圳に設立されたIT系企業でありブランド。当方は自動お掃除ロボット製品で認知。ドローン開発で有名なDJI社から資金提供を受けての設立のようで資金か資本の関係がありそうな感じです。
2023.07 クラファンでロボット掃除機に支援要請中、(まだ支援者にリターンが届いていないタイミングで) 支援サイトの金額より安く、納期も早く販売したらしいです。(しかもアマゾンのセールで)まぁ当然ですが炎上してました。ギラギラした中国ベンチャー独特の雰囲気が伺えます。謝罪文と共に今度はクラファンで支援をお願いした価格以下ではしばらく販売しません、と『それはそれで、独禁法違反では?』みたいな雰囲気も醸しだしていて、さらなるトラブルの予感がしています。追記。謝罪文掲載のあと、大手ECサイトで再び販売を開始し、ポイント還元で実質クラファンより良い条件で即納という販売が始まり、指摘され、速攻で販売中止・・・という何が悪くて誤ったのか判らない対応が続いているそうです。(そこまでして一般販売を急ぎたいのなら、クラファンの人に即時に全額返金して安くなってますのでそっちで買ってね、の方がまだ筋が通る気がするのですが)
クラファンの意義を勉強し直してほしいな、と思いました。自分たちの商売のスピードが第一ならクラファンは使っちゃダメです。宣伝の場ではないので。
もう、この商品とかブランドの善し悪しを語るレベルじゃなくて、商売の仕方がギラギラしすぎていて商品に関わるのが怖いレベルです。最近、クラファンの仕組みを大事にしていない団体が多いので厳しめなコメントを書きました。