プリンターの大きな転換点、今までの仕組みが良い人は急げ!

秋は、新しいプリンターの発表時期ですが、今年は・・・

だいたい、9~10月くらいには、プリンター各社が新しい機種を発表したり、情報や仕様がリークされたりする時期です。
今年の目玉は、プリンターのからくりそのものを変えるような転換です。
それは・・・

今までのプリンター業界の仕組み

今までのプリンターって、本体はまぁまぁの値段で買えるものの、インクがやたらと高くて、ランニングコストがかかるというのが常識でした。そんな中で、社外品のインクを取り付けてランニングコストを抑える利用者、そういうインクが世に出回ると、新機種でインクの型番を変えて使えなくする業界サイド、という歴史の繰り返しでした。

今回発表されたプリンター業界の仕組み

プリンター本体の価格は高くなるものの、インク自体の値段を下げてランニングコストが高くならないようにするというもの。具体的な値段などが出揃っていないので、あくまでも今までと比べてという方針のようなものです。
社外製のインクの価格に対して、どの程度まで近い価格が打ち出せるのか?
大変興味があります。

各社一斉に出してきた事情を読み解くと

プタンターの買い離れを警戒しているのかもしれません。
今の時代、プリントがコンビニなどで出来たり、ネットで注文したらプリントされて自宅に届くなど、自宅にプリンターがなくても以前のようには困らない状況です。プリンターの利用頻度が低い方は、特にインクコストのせいで、買い離れが加速するのではないかと危惧しているようにも見えます。
とにかく、昔のようにどんどんプリンターを買って、じゃんじゃん印刷する世の中に回復させてゆきたい気持ちがあるんでしょうね。

今までどおりのスタイルがよい人は

この秋に迫る新機種発表の前に、目ぼしいモデル (=互換インクが手に入る機種) を購入しておくっていうのも選択肢のひとつです。
旧モデルは今後、急激に市場からなくなるでしょうから、この1~2カ月くらいがラストタイミングです。