HDD(ハードディスク)のデータ復旧
ハードディスクのデータ復旧
当店のデータ復旧サービスは、他店と少し異なるスタイルで費用を算出しご請求しております。できる限り安価にサービスをご提供できるよう努めてまいります。
【例】持ち込まれたパソコンのHDDの搭載サイズが 500GB だった場合に、その500GBという容量に対して費用が発生するのではなく、お客様が必要としているデータが、そのうちの 20GB 分ならば、『その20GB分に対して費用が発生する』料金体系となります。
日頃からマメにデータをバックアップしていたお客様は、データ復旧で依頼する救出データ量が少なくなり、結果的に復旧費用がお安くなる方式です。(沢山復旧が必要な場合は、『データ復旧(大容量パック)』🔸
もご用意しております。)
データ復旧の料金について
当店のデータ復旧費用は、下記 料金 A・料金 B の合計でご請求いたします。
この料金体系が適用される、対象デバイスは、
2TB以下 のHDD(ハードディスク)/SSD、64GB以上~2TB以下 のSDカード・USBメモリです。物理的な1台の記録装置に対する費用です。
料金 Aデータ復旧のための検査・分析費用6000円(税込 6600円)
→ 本費用は、救出の可否に関わらず経費として発生する費用です。
料金 B4GB分のデータ救出費用3000円(税込 3300円) / 4GB毎
→ 4GB 相当のデータを1単位として算出する、お客様に納品するデータ救出費用です。 納品に必要なメディア(DVD/USB/HDDなど)の費用を含みます。データの合計サイズに応じて適切なメディアを選択します。
※ 2.1GB 以上~4 TBについては、検査費用料金 Aの費用が異なります。
※ 4.1GB 以上の大容量ストレージについては、当店でお受けできない場合があります。(事前相談・要)
※ SSDは、SATA/M.2形状のものに対応しています。(PCI express接続のボード状の製品は未対応です。)
データ復旧の結果、8GB分 (DVD2枚分)のデータ救出ができた場合、12000円(税込 13200円) となります。検査対象となるHDDが、160GB でも 500GB でも、救出できてお返しするデータの量が一緒なら費用は同一です。
HDDなどの状況が悪く、データが救出できない状況だった場合や、希望する条件のデータが救出できなかった場合には、料金 A を検査・分析の経費としてご請求致します。
これ以外の条件については、下記の注意事項も合わせて御覧ください。
検査を実施しデータの救出が可能で、その旨をお電話などでご報告し、データ復旧作業にゴーサインを頂いた後で、お客様の都合によるキャンセルが発生した場合は、料金 A 以外の費用、(例えば納品用メディアを開封してして使用してしまった際の費用など)が発生いたします。
【例】データ救出量と費用をご報告し、お客様からこの条件でOKを頂いた後、データ納品のために納品メディアにデータを格納し始めた後で、お客様がキャンセルを希望された場合がこれに該当いたします。
上記の料金には、以下の条件が含まれます。
- 物理的な1台で2.0TB以下の記憶装置における データ復旧のための、検査・分析費用。
→ 2.1TB以上の容量、物理的に複数台で構成されたストレージは、別途御見積となります。 - 標準難易度のパソコン分解手数料。(= 基本分解手数料)。
→ データ記録装置の取り出し・パソコンの分解が難しい機種の場合は、別途分解手数料が発生するモデルがあります。
上記の料金には、以下の条件は含まれません。ご注意ください。
- 物理的な1台の 2.1 TB以上の物理容量を持つ、ハードディスク
データの分析コストは、お預かりしたハードディスクの大きさに比例します。今までは、料金をシンプルにしたかったため、均一料金にて実施しておりました。しかしながら、2014年には 6.0TB 、2016年には10TBという巨大な容量のものが登場し、今までの料金体系では、対応しきれない場面もありました。
上記の理由から、2.1TB以上の大容量デバイスには、別途御見積にて費用を算出するよう改定いたしました。 - 4GB を越えて沢山のデータを復旧させる場合の追加料金。
復旧させるデーターの量が多い場合、4GBを超える部分について、 4GBあたり 3000円(税込 3300円) の追加料金を頂きます。 - 分解方法が難しい機種・モデルに対しての、高難易度分解手数料。
分解が困難な商品については、当店で定める高難易度分解手数料 (追加料金) が発生いたします。 ものすごく小さい商品、スタイリッシュに作られているデザイン・ノートパソコン、 一部の一体型パソコンなどがそれに該当いたします。 追加料金が必要か否かは、パソコン初期診断の中で判断させていただきます。 - 2台目以降の 複数台のハードディスク に関する検査・分析費用
検査・分析の費用は、物理的な1台ごとのデバイスについて発生します。 - ハードディスク自身の部品交換などが必要な場合の部品代金、交換手数料など。
お預かり時のHDDコンディションのままでは、救出作業が行えず、ハードディスク自身の部品を交換する必要が生じた場合、それにかかる費用は別途、御見積となります。 - 新しい環境、新しいパソコンで、救出されたデータが使えるようにする作業費用。
メールデータ、年賀状データなど、データを取り出しただけでは再利用できないデータ形式の場合、新しいパソコンの環境下において、取り出したデータが再び利用できるように設定が必要となります。これらの作業は『各種データ設定』作業として別途ご依頼いただく必要がございます。 - NAS製品、サーバー製品、その他RAID構成の装置から、データーを救済する場合
当店が定める、特別な構成・設定で動作するHDD製品については、上記プランの料金では対応できない場合もございます。詳しくはスタッフまでお問い合わせください。
HDD/SSD系ディスクのデータ復旧 対応できるメディア
新しい規格、新しい組み合わせの記憶装置が続々と開発されています。当方でもできる限り新しい方式に対応するデータ復旧の仕組みを構築してまいりますが、現時点ではこのような進捗となっております。
ご自身のPCの仕様について、ご存じない方は、『パソコン何でも相談』🔸 などで製品仕様の確認もできます。
データ復旧の注意事項
詳細はこちらのページにてご説明いたします。『データ復旧サービスの注意事項』🔸
データ復旧事例に対するパソコン初期診断の取り扱い
一般的な(部品を新品に交換するなどの)パソコン修理と異なり、データ復旧は、現在動作がおかしくなっているパソコンから、データを取り出す作業となります。そうした性質上、お客様から伺った状況や状態、通電した時の異音などから、かなり差し迫った状況 (すぐにデータ復旧作業に当たらないとどんどん悪くなる状態) である場合もございます。
このような場合、初めに初期診断を実施することが、かえって救出の可否(可能性)に対してマイナスに作用する場合 が多々ございます。
当店では、担当させて頂いたスタッフの判断で、このまま精密検査(=データ復旧作業の前段階)に入らないとまずいという場面だと判断した場合には、その旨お客様にお伝えし、ご承諾を頂けた場合には、初期診断を切り上げたり、省略したりする可能性があります。
お客様と当店との間で見解の相違が生じ、当店からの説明にてこれが解消できなかった場合には、当店では初期診断を含むデータ復旧のご依頼を辞退する場合もあります。