ウィルス対策ソフトの賢い購入方法、お得な更新方法

購入時には比較が重要です

量販店など店舗にて購入するパッケージ製品、メーカーサイト、代理店のサイトなでで販売するライセンス販売、広告などで紹介される期間限定セール情報などが、新規購入時の主な比較となります。

販売の方法は、最大インストール可能台数 x 継続利用期間 という方式が多いです。
【例】1台 1年利用版
【例】最大 5台まで、3年間利用可能
※複数台の場合、最初の 1台にインストールした時に利用可能期間が始まります。2台目以降のインストールが遅くなる場合は、その分利用できる期間が少なくなります。例の場合、5台一斉にインストールした場合に、すべてのPCで3年まるまる利用可能という話しになります。
まとめ買いの論理で、台数を多く、期間を長く購入することで、1台あたりの1年間のランニングコストが安くなります。

パッケージは最初の購入に向いてます

パッケージにある解説や、陳列棚のポップなどが見られるのは店頭販売のメリットです。可能なら店舗スタッフさんに質問もできます。定期的にセールなどもありますので、購入タイミングが調整できるならセールなども活用しましょう。
購入価格は、定価より少し安くなるのが一般的です。

ライセンスは通販に慣れている方向け

パッケージはいらないし、インターネットからダウンロードしてソフトをインストールすることにも慣れている、そういう方にはライセンス番号の販売も有効です。パッケージという実物が移動しない分、コストが軽減され一般的に安く販売されることが多いです。店舗でのパッケージのセール価格よりも安いお値段が出ることも多いです。
コスト最優先なら、ライセンス販売を狙うべき。

新規購入はもっとも製品が安くかえるタイミング

定価で買うのは絶対に損なので、積極的にセールなどを活用して購入してください。

更新時に自動更新は損することが多い!

最初に購入した、ウィルス対策ソフトも契約期間が過ぎると動作が無効になりますので、買い直しが必要です。いわゆる『更新』が必要になります。比較的多くの方がクレジットカード決済などで継続更新をしているようですが、更新時のソフトウェアの価格はほとんど定価販売、もしくはパッケージなどの実売価格より高めに設定されていることがほとんどです。
更新の手続きを見直すことで、かなりの節約になります。

更新以外にも買い替えも選択肢に

更新の場合、通常は一カ月以上前から『そろそろ更新ですよ~』と画面に通知が出るのが一般的。
この時期を逃さず、更新のプランについて検討をしてみてください。
みなさんは、少なくとも 1年間はこのウィルス対策ソフトを使ってきたわけですが、ソフトに対して色々と感想があるんじゃないかと思います。

  • 無事に何事もなく防御してくれて、ありがとう。もあるでしょうし、
  • 画面の表示が判りにくいところがあって、時々操作に迷った。とか、
  • ウィルス対策ソフトの更新作業が始まると、劇的に遅くなってしまい不便を感じた。などなど。

良い評価も、悪い評価もあるでしょう。
今回の更新は、このまま同じソフトを使い続けるのか、他社のウィルス対策ソフトがどのくらいの性能なのか、比べてみたい!そんな思いが芽生えた方もあるでしょう。
更新前のこの時期は、その決断をする良いタイミングです。

同じ会社のソフトを更新して使う、と決めた方へ

更新をする場合でも、契約の方法はおおきくふたつあります。

  • ひとつは、指示通り更新の処理により、翌年以降も使うよう手続きする
    更新時に提示される金額は、比較的高い場合が多く、一部の会社では更新用パッケージなどという形で、新規よりも安い価格で更新費用が提示されることもあります。新規で買うよりも、ものすごく高い更新費用を提示されていないか確認をし、『釣った魚に餌をやらない』状態だと感じた場合には、下記の方法もお試しください。
  • 契約満了まで使用して、新たにソフトを購入する
    新規の顧客に向けたパッケージなどが安く売られる傾向があるので、使い続けると判断された場合にも、新規購入の選択肢が有効です。具体的には今使っているソフトは、期限が切れるまで利用して、期限が切れたらいったん、アンインストールを行い、新しく買って来たパッケージ(ライセンス)にしたがって、新規にインストールをしなおすというもの。多少手間はかかりますが、費用の差額によっては、大変お得になる可能性を含んでいます。ちなみに当店スタッフのほとんどは、この方法を活用してライセンス費用を節約しているようです。(個人で利用しているパソコンの話です。)

今回は他社のを使ってみよう、と決めた方へ

現在利用中のソフトは、期間満了まで利用できます。ソフトウェア会社を変更する際は、新しいソフトのお試し(試供版によるテスト期間)が必要です。新しいソフトウェア会社の目星をつけたら、前の古いソフトをアンインストールして、試供版をインストールしましょう。
※確実に古いソフトをアンインストールしてから、新しいものを入れてください。複数のウィルス対策ソフトをインストールすると、パソコンの動作がおかしくなります!

ソフトはお店で買ってくるのが常識では無くなってきてます

パソコンのソフトウェアは、インターネットの普及に伴い色々な方法で購入できるようになりました。
もっとも変わったと感じるところは、ソフトウェアがパッケージによる販売 が主流ではなく、ライセンス番号による販売 が主流になったことですが、番号の販売が増えたことによる弊害として、購入後の独特なトラブルが発生しやすいのも、この『ライセンス販売』なのです。

ライセンス番号を購入する際の注意事項

ライセンス販売自体が悪いのではなく、そのライセンスをどこで購入したのか?
このひと言に尽きます。
ライセンスとは、いわゆる番号であり、そのソフトウェア製品を利用する権利を表すものです。通常は、インストールされたソフトウェアや、試供版などのソフトウェアに入力することで、そのライセンスに付属する権利が発動するということです。

ライセンスが番号であるがゆえに、色々なものがありまして、、、要するに偽物があります。
・ライセンスの認証は通過するけれども、そのライセンスは日本国内で利用してよいものかグレーな番号。
インターネット上の通販サイトに多い事例です。メーカーなどの販売価格を大きく下回る価格で売られています。商品の紹介ページには開口一番『ライセンス認証を保証します。』などと書かれている商品は、まず怪しいと思っていて間違いないです。うっかり今週の人気ランキングに載っているお店もありますんで、人気だけで選ぶもの危険です。
・違法なライセンス生成プログラムを使って作り出した架空の番号。ライセンス認証を通ってしまう可能性もあるが、いずれは利用禁止(プログラムが動作停止する)となるもの。俗に言う番号の偽物。
オークションサイトなど、もう少し怪しい感じで売られている商品に多いです。同じく『ライセンス認証を保証』など、普通だったら最初に言わないような文言があるのが特徴です。

ライセンス認証が通った = 本物 とは限らないところが、偽物のライセンスのやっかいな特徴です。

ライセンスを購入する場合、通常の販売経路で売られているものなら大丈夫です。
※通常の販売経路とは、メーカー自身のウェブページ、日本の正規な販売代理店(ソフトウェアリセラー)が運営するサイト。

正しい販売方法のところから、安く購入しましょう

ソフトウェアのライセンスには、偽物がつきまといます。
できるだけ安いものをと、探し続けてしまうと、かなりの確率で怪しいライセンスの販売にたどり着きます。
間違いのないものを売っているお店に限って調査を行い、期間限定のキャンペーンなどをうまく活用しながら、お安く購入できるよう心がけてください。