USBメモリやSDカードはどう選ぶ?買い方や選び方について

店舗でもよく聞かれる質問

『USBメモリーを買うならどのメーカーが良いですか?』
『どんな製品にバックアップした方が安全ですか?』
USBメモリーや、SDカードなどフラッシュメモリーを用いた製品に関する質問で多いのが、

『どんなのを買ったら良いの?』です。
独断と偏見が混ざるかもしれませんが、当店スタッフで話した内容をまとめて記します。
どなたかの参考になれば幸いです。

最初に特別に気にしておいた方が良いことを書きます

メモリー類に限らず、インターネットで商品を購入することに慣れていない方は特にご注意頂きたい内容です。

オークションや個人間取引は初心者は厳禁で

USBメモリーやSDカードは、偽物の製品が多いジャンルだと言われています。
真贋の判定は一般の方では難しく、専門の機材やツールを使って検証しないと判らないレベルです。
一番やっかいなのは、データを書き込んだときにエラーせず正常に書き込めた『ふり』をして、実際に読み出す際にエラーが見つかる という症状だと言うことです。
パソコンに詳しくない方は、家電量販店の店頭で購入するか、信頼できるECサイトでの購入を強く推奨します。

検索エンジンの結果からお店を探さないこと

インターネット上には、有名なECサイトを模倣した『偽サイト』 が数多く存在します。
多くの方が製品名や型番などで検索をかけると、一定の割合でこのような『偽サイト』に誘導されてしまいます。偽サイトの精巧さは、始めから『偽サイトじゃないの?』と、疑って調べまくらないとまったく判らないレベルです。
素直に、『楽天市場』とか『Yahooショッピング』とか有名なモールに入って、サイト内で検索するよう心掛けてください。

Amazonのマーケットプレイスも控えた方が良い

Amazonなども一定の注意が必要です。Amazonが販売・発送する商品は別として、マーケットプレイスで販売される商品には、一定割合で怪しいものがあります。アマゾンでメモリー類を購入する場合は、アマゾンが販売・出荷します という商品に絞って検討してください。

どんな製品がお勧めか?

機能の点で

USBアクセスランプが搭載されている物をお勧めします。
USBメモリーでは、データを読み書きしているときに点滅するランプが搭載されている製品があります。『安全に取り外す』などの操作をしても、うまく外せない場合などアクセスしていないことを確認して抜きたい場合にこのランプが役に立ちます。

USBスライド式でないものをお勧めします。
当店スタッフの間では、スライド式の方が製品として弱いイメージを持っている人数が多かったです。数字による裏付けではないので、好き嫌いの範疇かもしれませんが、キャップ式の製品に好印象を持っている人数が多かったことを付け加えておきます。

USB とても小さい商品は、強度の心配があります。
基盤とUSBコネクター接合部の強度が足りず、挿抜を繰り返すうちにコネクターが曲がったり、折れたりする事例があります。小さい=弱いという単純な理由ではないですが、製品購入の際の参考にしてください。

USB キーホルダーに付ける物は静電気に注意
小型の製品に多いですが、USBメモリーむき出しの状態でキーホルダーにつけられることを売りにしたものがあります。カバンやポケットに入れることを想定すると、静電気などがUSB端子から製品に入り込みトラブルに発展する可能性が高まります。こういう形状の製品を選ぶ際は配慮が必要です。

性能の点で

SD連続撮影・高画質録画には必要な速度が設定されています。
撮影、特に高速連写機能、高解像度の撮影には、SDカードに求められている性能があります。
昔からあるスピードクラス (Cで囲まれた数字)、UHSスピード (Uの中に数字)、ビデオスピードクラス(Vで始まる数字)、アプリケーションパフォーマンスクラス (Aで始まる数字)など、利用する機材によって、気にしないといけないスピード規格があります。
ご家庭でトラブルになりがちなのは、V規格と、A規格です。(カメラは詳しい方が多いのでそんなにトラブルとして多くない印象です。)

SD防犯カメラ利用時には専用の製品を。
24時間、365日動作することを想定した製品では、一般に売られているメモリー製品では要求を満たせず、短期間でトラブルが発生する傾向が見られます。現在では、防犯カメラを筆頭に、長時間連続して利用することを想定したメモリー製品がありますので、こういう特別な製品を選ぶようにして下さい。
ドライブレコーダーもこの製品に属しますので、カードの選択は慎重に。

メーカー・ブランドの点で

『どこのメーカーが良いの?』という質問を良く受けます。
同じメーカーでも製品によって変わるところもあって、一律にこのメーカーを推すことは難しいですが、法則としてこういうのは避けた方がいいのでは?というものを書いてゆきます。

安すぎる? 製品には適正価格があります
同じ容量なのに、●●社の半額!とかどうして安いのか自分で納得できないものは慎重に考えてください。
知らないメーカーで、めちゃくちゃ安いのは、とりあえず避けましょう。

昔から売ってる。長く販売されているメーカーを選ぶ
そのUSBメモリー/SDカードを、長く販売しているメーカーは、そのジャンルで老舗という扱いになるのでしょうから、目安として10~15年以上は目にしたことがあるメーカーのものでしたら、候補に加えてもいいのではないでしょうか。
※ただし、企業合併や買収などで親会社が変わってしまった後の数年間は、品質が大きく変わるタイミングでもあるので注意が必要です。

電器屋・量販店で買いましょう専門のものは専門店で。
USBメモリーやSDカードは、日本国内いたるところで販売されています。量販店を始め、スーパー、ディスカウント系、ホームセンター、ドラックストア、雑貨屋さん、『どうしてこんなところで売ってるの?』みたいな店舗でも取り扱いがあります。ざっくりとした印象ではありますが、専門性が薄い店舗であればあるほど、あまり知られていないメーカーのものが販売される傾向が強いかなと思っています。最終的には購入される方の判断になりますが、自分で納得して購入してください。

この手の製品は、メーカーによって品質に差が出る商品です。

その他、マニアックな選び方

同じ製品を複数買わない!

バックアップなどに利用する場合、例えば【正】【副】とふたつのメモリーにデータを入れたい場合に、めーかーの製品ふたつを購入することは避けてください。故障のパターンが似ているので、同じような原因で、同じ時期にトラブルが発生可能性が高いです。
【正】【副】ふたつを調達する場合は、メーカーや製品名を変えて、購入するテクニックを推奨します。

USB3.2 だから速いとは限らない!

製品の価格を比較すると、USB2.0 規格の製品と、USB3.2 規格の製品とで、容量が一緒なのにUSB3.2 の製品が高いことが多いです。(まぁ、ほぼ100% USB3.2の方が高いです。)
USB3 系列は、(USB2.0と比較して) データ転送が速いと言われている規格ですが、USB 3.x製品だからと言って、無条件に速いとは限りません。 製品の作り方や仕様でずいぶんと変わります。

速い製品を求めて、USB3.x 系統から選ぶのは正解ですが、それぞれ仕様(速さ)が違いますので、製品情報などを見聞きして決めてください。