フレッツ光ライトのサービス提供終了に伴い、悪徳営業電話が急増の恐れあり

一時期流行った、二段階料金タイプのフレッツ光

フレッツ光というサービスの中で、『フレッツ光ライト』というサービスがあります。
これはインターネット通信を使わなかった月の費用は安く、沢山使った月でも金額上限を超えないという料金体系の契約です。電話はかけるけど、インターネットはほとんどしないというお客様に向けて沢山契約がとれたサービスのようです。
二段階のイメージは、スマホやタブレットの通信契約でも似たような仕組みがあるので、最近ではなじみがあるかもしれません。

その昔、アナログ回線が将来廃止され、光回線に集約されそうだと憶測が流れ、また通信事業者各社も光回線を普及させたい時期と重なってか、『インターネットはそんなに利用しないけれど、通話代が安くなるなら変更してもいいかな?』とフレッツ光ライトに契約変更された方も一定割合いらっしゃるようです。

この記事はそんな契約をされている方に新たな電話勧誘が来そうだぞ!!というお話です。

フレッツ光ライトは、廃止されることが決定しました

この料金体系での契約は、2023年の春に新規申し込みが、2025年の春にはサービス提供が、それぞれ終了します。なので遅くとも、2025年の新年くらいまでには新しい契約に直さないといけません。

廃止されること自体、これは事実です。

ですが、いざ切り替えるとなると、選択肢はひとつではなくて、数種類から選ぶ必要があります。
この回線の利用状況 (通話が多いのか、インターネット通信が多いのか) に応じて、適切な切り替え先が異なります。

おそらく昔の悪徳代理店のような電話がかかってきます

あなたの利用状況を確認せずに、フレッツ光ライトは廃止になります。今すぐに○○○○のサービスに契約を変更しないと電話が使えなくなります。 みたいな感じの電話勧誘です。

意味が判らなくても、『この電話番号が使えなくなるのは大変だ! 急がなきゃ!!』という風にあわててしまう方も一定数いらっしゃるでしょう。
当店のこの記事を、実際に加入されているご本人様に読んで頂けている可能性は低いかもしれませんが、ご家族やご親戚の方で『ひょっとして実家の電話は、このプランで加入してなかったかな?』と帰省された時にでも確認してあげると、喜ばれると思います。

実はそんなに安くなっていない可能性も

フレッツ光ライトは使わない月の費用が安くなる、という触れ込みで導入されましたが、実はそんなに安くなっていないお客様もいらっしゃるようで・・・当店で実際にご相談を受けた事例では、このようなものもありました。
本格的に自宅でインターネットをしていない方でも、スマホなどをWi-Fiで無線接続をされ利用している方もいらっしゃるかと思いますが、最低料金を超えるしきい値(データ量)が低く設定されているので、ひさしぶりにスマホのアプリを更新、なんだかんだで10~20個くらい一気にアップデートすると、それだけで最低価格を超えてしまいます。

パソコンとかでは自宅のインターネット使ってないんだけど最近、NTTのフレッツの請求金額が結構高いんだよなぁと思っている方は、事例ような『使っていないつもりだったけど、実は結構使っている』環境だったりします。

今なら移行先の選択肢も沢山あります

固定電話の番号をそのまま維持しなければいけない方と、番号は変わっても良いが固定電話は残しておきたい方と、この際だからそれぞれがケイタイだけにして(固定電話は廃止して)インターネット環境だけを安く導入しておきたい、みたいな色々な選択肢があり、それぞれで選ぶべきベストな結論が異なります。

サービス廃止まで、まだ時間がありますので、悪徳営業電話がかかってくる前に、家族のみなさまで相談 してはいかがでしょうか?
※フレッツ光ライト契約者に向けて、集中的に営業電話がかかってくる可能性が囁かれています。ご注意ください。