Android:新しいアプリをインストールする際は注意しよう!

アンドロイド・スマホとうまく付き合う方法

スマホやタブレットの普及に伴い、携帯電話・ガラケーでは無かった概念、特にセキュリティー関連について細心の注意を払わなければならなくなりました。意外にこのあたりの環境設定や対処について、知らないまま利用されている方も多いと思いますので、何回かに分けて解説をしてゆきます。

アプリをインストールする時が最も危険

ウィルスなどの被害に遭う確率が高い場面が、アプリの導入(インストール)と言って良いでしょう。
どのような点に注意して、アプリを選んだら良いのかポイントを解説します。

1.出たばっかりのアプリは避ける

アプリのランキングなどを見ていると、聞いたことのない新規アプリの人気が急上昇している場合があります。
とても魅力的な機能を持ったアプリであることが多く、多くの人が『さっそく試してみたい!』と思うことでしょう。
でも、待ってください!
アプリのタイトル付近には、発表された日付が表示されていると思います。(リリース日)
この日付が一週間以内のものは、『とりあえず待ってください。』
悪いソフトを配布する際の特徴は、でたばっかりなのにやたら絶賛コメントが付く、という特徴があります。
もちろん、サクラを雇ってのコメントで、印象を操作するものです。
色々な立場の方が、動作を確認し、実際にテストして、問題のあるソフトであればソフトのマーケット (= GooglePlay)に通知が届き、アプリとして登録が抹消される流れができております。
この作業には、何日か時間がかかるので、『一週間は待ってください。』という話しにたどり着きます。
試したい気持ちをぐっとこらえて、一週間。
※一週間はあくまでも目安です。魅力的な機能を持つものであればあるほど、慎重に時間をかけて吟味してください。

2.クチコミが無い、もしくは大絶賛のものは要注意

まったくクチコミのないものは、避ける。あなたが実験台になる必要はありません。
また、クチコミの内容が、大絶賛~なだけで、アプリの感想がない、眉唾な感じのするもの。身内でサクラを仕込んでコメントを書いてもらっている可能性があります。本当にアプリを利用しての感想か、ただのベタ褒めかは、じっくり読めば判ります。

3.海外のアプリは極力避ける

現地の言葉が判る方が判断するのは別ですが、日本語しかダメな方でアプリが日本語化されていない、解説が日本語でないものは、極力さけてください。傾向として日本語化されていないソフトの方が危険なようです。

4.アプリの開発者名には気を配る

同名の、もしくはとても良く似ている名前やアイコンで、別のソフトが登録される場合があります。
当然、何らかの悪意を持った登録なので、アプリの内容もよろしくない場合がほとんどです。
アプリ名と、開発された方のお名前や企業名の組み合わせが適切かどうか、ご確認ください。
有名なアプリであればあるほど、偽物が出回りますのでご注意ください。

5.アプリがアクセスする情報の区分に注意

アプリのインストールボタンを押すと、このアプリは以下の情報にアクセスします。許可をしてくださいという流れになります。
アプリが提供する機能と、アプリが必要とするアクセス権について不自然なところはないか、確認をしてください。
判りやすい例えを示しますと、
『美しい世界の風景の壁紙です。1000枚以上の壁紙を自由にダウンロードして利用できます。』とあるアプリをインストールしようとしたら、下記の情報にアクセスいたします。と表示される内容に、
『アドレス帳、メール、・・・』などと表示されていたら、???となりますよね。なんで私のアドレス帳にアクセスする必要があるんだろうって。そういう不自然なアクセス権の要求があった場合には、いったんインストールをキャンセルして、本当に良いアプリなのか、再確認する時間を取って下さい。

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