WannaCry(WannaCrypt)ランサムウェアの対処方法が

緊急で修正プログラムが発表されています

5/12ころから緊急で騒がれているランサムウェア、WannaCry(WannaCrypt)に対応する修正プログラムが発表になっています。
『新しいタイプのランサムウェアが流行の兆し』という当店ブログでもご紹介しましたが、とても感染力の高いランサムウェアで、すでに国内でも感染事例が報告されています。(ヨーロッパでの被害が多いということですが、日本国内でも爆発的感染が予想されています。)

過去にサポートを打ち切ったOSに対しても対応を実施

マイクロソフト社(Microsoft)として、異例の対応ですが、
Windows XPや、Windows Vista への修正プログラムも発表になっています。
今もまだ稼働しているOSに対する特別な配慮ということで、この異例な対応を見ても、感染力が高いことを伺わせます。

修正プログラムについて

マイクロソフト社(Microsoft)では、KB4012598 という管理番号になっています。
OSのサポートがあるものについては、Windows Updateにて自動で
OSのサポートが切れているものについては、自分でダウンロードして手動で
修正プログラムをインストールする必要があります。
サポート中のOS、Windows 7・8.1・10に関しては、以前から類似の脆弱性について、すでに対応が入っており、今回の緊急対策とは異なるアプローチになっています。
(一部Windows 8にも脆弱性があるとの情報がありましたが、未更新の8.0 に対する緊急対応ということで、サポートが切れたOSとしての対応のようです。)

Microsoft: KB4012598 の修正プログラム一覧
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