iqy 拡張子のファイルが添付されてたら絶対に開かない!

当店での今夏問い合わせの多い事例です

いわゆる、ウィルスが添付されてくる事例ですが、なぜか今夏以降問い合わせが多いので、一度記事にまとめます。
基本的に、メールに添付されていた素性の判らないファイルは開かない、有効にしない、が鉄則です。

iqyファイルという聞き慣れないデータ形式

あまりメジャーではありませんが、このiqy形式、標準でExcelに関連づけされていて、クリックしてしまうと、エクセルが起動します。
また、標準的なエクセルの設定であった場合、『Microsoft Excelのセキュリティに関する通知』というウィンドウとともに、セキュリティに影響を及ぼす可能性のある問題点が検知されました。という警告を表示し、この機能を有効にするか、無効にするか選択できますが、もちろん『無効にする』が正解です。

iqy形式について

Microsoft Excelにおける、Webクエリー機能によって収集された情報は、iqy形式にて保存されます。IQYは、Internet Inquiry Fileの略です。

iqyファイルによる感染を防止する方法

1. そもそもiqyファイルをクリックしない。

2. エクセルの警告画面で、有効にするを押さない。

もちろん基本は、項目1の『添付されていた iqy形式をクリックしない。』です。
でも、二段階のどこかで、踏みとどまれればおそらくは大丈夫です。
逆に言えば、この二段階を全て悪い選択をした場合、ウィルスに感染します。

感染させてしまったら、専門業者に相談しましょう

ミスによる被害を広げないためにも、添付ファイルをクリックして、有効にするも押してしまったら、速やかに専門のお店に相談しましょう。
会社のパソコンの場合、会社のIT部門に相談して下さい。ウィルスは表面的には何も派手な違いがないので、被害を過小評価しがちです。お気をつけ下さい。