サーフェス、新しい時代の幕開け

スタイリッシュで高性能、薄くて軽くて、出先でパソコンを使う方が憧れるPCブランドのひとつが『サーフェス(Surface)』ですが、サーフェスにはアキレス腱が存在します。それは、修理対応してくれる店舗が(ほぼ)無く、Microsoft社の修理サポートに頼るしかない！ことでした。急ぎの時でも修理予約して、梱包して送り返して・・・という手間が大変で、『サーフェスは好きなんだけど、サポートがねぇ・・・』というお話も結構耳にしていました。この記事を書いているスタッフもまさに、そういう印象を抱いておりました。

マイクロソフトさんも改善を考えていたようで、2023年の6月からサポート体制が変わるようです。
※ 情報の公開に合わせて、随時加筆修正しております。

認定サービスプロバイダの登場

正式には『Surface 認定サービスプロバイダ』いわゆる、メーカーお墨付きの『修理サービス』をMicrosoft社以外の企業と提携して実施・提供する枠組みになります。今までのように、サイトで修理の予約をして、Microsoftに送り返して対応してもらっていた修理サポートが、地元のサービスプロバイダで対応してもらえるようになるので、手続きが簡単になり、そして修理にかかる期間が短くなることが期待できます。何といっても『持ち込み修理』がお願いできる可能性がでてきたのもグッドですね。

受け付け窓口は、一般消費者向けと、法人向けの二カ所になるようで、それぞれ以下の事業者さんが担うようです。

ビックカメラグループが事業者に選定

一般消費者向けの窓口は、みなさんご存じの『ビックカメラ』を筆頭に、この企業グループがサービス・プロバイダに登録されるようです。サービス店舗などの詳細情報は、ビックカメラさんから発表になると思いますので、興味のある方はチェックしておいてくださいね。

法人向けの窓口は別の企業が認定されています

法人向け Microsoft Surface 認定サービスプロバイダーとしてグローバルソリューションサービス株式会社様が窓口になるようです。法人向けの販売店様からの情報が届くとは思いますが、法人内の設備をご担当されている方は、こちらの企業様が発する情報にご注目ください。

どんな修理に対応してくれるの？

認定サービスプロバイダの発表資料からの抜粋ですが、以下のような修理に対応してくれるそうです。
機種リストを引用しようかと思いましたが、あとで対象機種が見直される可能性を考慮して、リンクのみ提示します。記事最後の『参考リンク』からご確認ください。

今回の発表で大事な要点

時間がない方は、ここだけでも良いので読んでおいてください。

✅ 認定サービスプロバイダの稼働は、2023年 6月からを予定。
✅ ビックカメラ、コジマ、ソフマップ の一部店舗で取り扱いが始まること。
→ 全店ではないので、注意が必要です。
LinkBiccamera：店舗持込受付 『対象店舗を確認する』をクリック。
2023.06 栃木県では、コジマ×ビック 宇都宮本店が対象になっています。埼玉以南は、大宮と都内各地になります。

✅ ビックカメラグループ以外の正規代理店にて購入された本体に対しても交換、修理が可能
→ さらっと書いてありますがこれは超重要です。正規の販売店から購入したSurfaceであれば、ビックカメラで購入していなくても対応してくれる！ということです。

参考リンク

この記事を作成するにあたって、参考にしたサイトの情報です。

LinkWindows Blog：Surface 認定サービスプロバイダーによる修理サービスを日本で開始へ
Microsoft社が、Surface認定サービスプロバイダの事業を発表した資料です。
この資料の中で、『Microsoft Surface 認定サービスプロバイダーによる修理サービス対象機種と交換可能なコンポーネント』という項目がありますので、ここに修理が可能な部分の解説があります。

Linkグローバルソリューションサービス株式会社
法人向けのSurface 認定サービスプロバイダさんです。

LinkMicrosoftドキュメント：法人向け Surfaceサービスと修理
わざわざ法人向けの修理についての解説ページがありましたので、ひょっとすると一般消費者向けのサービスと違いがあるのかもしれません。法人様からの修理依頼についてはページでご確認頂くのが良いと思います。